「西東京荒熊山」終了のお知らせ



まず結論から申し上げます。



「西東京荒熊山」は、10月末日を以って、終了します。





当サイトは99年10月、第34回リーグ開幕とほぼ同時に「ほーやのくまさん」のタイトルでスタート、 翌年「西東京市」誕生を機に現サイト名への改称を経ながら、「西武鉄道アイスホッケーチーム 応援サイト」として、都合4年間に渡り運営してきました。

しかしチームの廃部により、今年4月以降はその機能を事実上、停止していました。

それでも、新チーム立ち上げなどによる「復活」の可能性が完全にゼロになるまでは諦めきれない という気持ち、また進路の決まらない選手たちの行く末を最後まで見届けたいという意図もあり、 チーム廃部後もスタイルを変えずにこの9月までサイトを存続してきました。

また東伏見の「乗っ取り行為」や西武選手を大量に移籍させたコクドに対する抵抗を 示す意味も込めて、10月以降も敢えてこのタイトルのままサイトを続行させようかと、 つい最近まで考えてました。

しかし、9月上旬の「新生」コクドのお披露目以降、状況が一変してしまいました。

コクド新体制が発表されて以降、ファンの中で
「西武の選手が多数移籍した新生コクドを応援するのは、
西武ファンとして当然のこと」

という風潮が蔓延していることを、 ネットを通じて感じるようになりました。
そんな風潮が9月7日の「お披露目」以降さらに加速していく状況を目の当たりにした私は、 正直戸惑い、困惑しました。

私は西武というチームのファンであり、選手のファンではありません。
(もちろん個人的に応援している選手はいましたが)
「西東京荒熊山」も、そのスタンスで運営しているつもりでした。

残念なことにそんな私の趣旨は、当サイトを利用する方には伝わりきっていないことを、 最近の掲示板投稿の一部から痛感することになりました。

勘違いしないでほしいです。
当サイトは、
「西武の選手が多数移籍した新生コクドの応援サイト」では ありません!

・・・・・・

もうこれ以上、この雰囲気の中で「西東京荒熊山」として続けていくことは困難と判断しました。



「西武の選手がたくさん移籍した新コクドを、西武の形見だと思って応援を続けたい」
個人的にそのようなスタンスを持たれるのはもちろん結構なのですが、 それがあたかも「西武ファンの総意」のように錯覚して発言される方が各所で見受けられる現状に、私は言いようのない恐怖感を抱くようになりました。

このサイトでも何度かお伝えしてきたように、西武というチームは既に消滅しています。
これは否定したくても認めざるを得ない「現実」です。
どんなメンバー構成であれど、「コクド」は「コクド」。「西武」には決してなれません。
「西武ファン」の私から見れば「コクド」は他所のチーム。だから応援しない。
それだけの単純な理由です。

そのスタンスをできればこのサイトを存続させながら貫き通したかったのですが、 それも許されない空気が掲示板投稿記事などから漂ってきたことに絶望感を覚え、 やむなく「西東京荒熊山」終了という決断を下すに至りました。



正式な終了のご挨拶は後日改めて掲載する予定ですが、取り急ぎご報告まで。

なお、9月上旬からしばらくPCが故障していたため、この件に関するサイト上での報告が 遅くなりましたことをお詫び申し上げます。

2003年9月29日
「チーム西武」ファンのあらくま


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