2003/02/09(日) 八戸遠征(^-^)
趣味日記-スポーツ
冬季アジア大会決勝を観戦のため、有休を取って金曜に「はやて」利用で八戸入りしました。
途中の仙台以北から岩手にかけての車窓はかなり積雪があったので現地での天候が心配されましたが、八戸駅に着く頃はすっかり雪も消え、天気もよく暖かい気候でした。

八戸駅自体は街のはずれにあるので、ここから八戸線に乗換え2つ先の本八戸を目指す。
この路線は1時間に1本あるかないかのローカル線(ただしはやてとの連絡は完璧)で、未だ冷房化率0%のボロディーゼル車(キハ40)が幅を効かせて走行してました。
本八戸に着いても駅前がすぐに中心街という訳ではなく、さらに駅前どおりを南へ歩くこと約10分、ようやく賑やかな街並に出会えます。
中心街はさすがに人通りも多く、活気にあふれてました。
しかし街並に計画性というものがあまり感じられず、繁華街を貫く幹線道路はすべて狭い一方通行、バスターミナルも存在しないので試合会場行きのバスがどのバス停から出ているのかかなり分かりづらかったです。
(そもそも大会期間中なのに八戸駅から直通のシャトルバスがないこと自体が問題でしたが)

埒が明かなくなったので、一度ホテルへチェックインし、フロントの人にこの辺りから直通のシャトルバスがないか確認。発着所を教えてもらいそこへ向かいました。
また道に迷いながらもなんとか着いたその場所は、目印もなく本当に注意してなければ気がつかないような所。しかも発車時刻を確認すると次の便はなんと2時間も先!
そこまで待っていては決勝の開場にも間に合わないので、再度一般乗り合いのバス停を探すことにしました。(まったく、誰のための「シャトルバス」なんだ・・・)

ようやく一般のバスに乗ったものの、これがまたはっきり分かるほどの遠回り。そして会場最寄のバス停からもさらに15分ほど歩き、やっと新井田のリンクに到着しました。
せっかく3位決定戦のチケットも持っていたのに、着いた時にはもう3ピリも終盤でした(涙)
その3位決定戦が終わったところで一旦退場。(完全入れ替え制なので「居座って日本戦の席取りを・・・」ということはできません)
外に出てみると既に決勝待ちの行列が100人以上はできていました。
そうしている内に行列はどんどん膨れ上がり、結局予定より30分も早く開場となりました。
入場の際には空港並みのセキリュティチェックがあり、自分も含めピーピー鳴らす人が続出・・・の割には肝心のバック中身チェックの方はかなりテキトーにやってたなという印象でした。

開場が早くなったおかげで断幕貼りも余裕を持って行えました。
「6チームで!」と浩市の断幕掲載の時には、周りのお客さんや係員の方から「手伝いましょうか?」と声をかけられたりして感謝することしきりでした。

試合前にはリンクアナ先導による応援練習なるものが行われましたが、これは長野の影響でしょうか。
また、おなじみの日本代表のサポーターグループがスタンドを回って応援を呼びかけてました。
フェイスオフの頃には立見スペースもまったく余裕ないほどスタンドは超満員となってました。

試合内容は別掲ということでここでは割愛させていただきますが、スタンドの雰囲気は終始良かったです。表彰式にもほとんどのお客さんが残ってました。
私自身が始めて体感する日本代表の優勝、金メダル、そして君が代に乗っての国旗掲揚・・・この業界は暗い出来事最近が多かっただけに感慨もひとしおでした。

霧降や真駒内とは違い、帰りの最終シャトルバスは余裕を持った時間に発車してくれました。
不便だった往路とは違い、復路は繁華街のど真ん中まで行ってくれたので便利でした。
(しかも、宿泊地の目と鼻の先でした)

ホントならこれから祝杯!といきたかったところでしたが、試合前くらいから体調が悪くなっていたので八戸ラーメン(しょうゆと煮干ベースの超サッパリ系)だけ食べて一旦宿に戻りました。
でもやはりこのまま「八戸の夜」を終えてしまうのはやはり寂しい気がしたので、「一杯だけ」を求めて宿のすぐ隣にある「八戸屋台村」の暖簾をくぐりました。そして結局、そこに3時間以上も居座ってしまった・・・(^^;)
本場のイカ刺しやいちご煮、そして地酒も十分堪能しましたが、何より楽しかったのは店員さんや居合わせた他のお客さんとの会話。私がホッケー見るために東京から来たことを告げると、思いのほか会話が盛り上がりました。

そんなことで、かなり二日酔いと体調悪化確実の状況でしたが、翌朝の目覚めは意外と良かったです。
「旨い酒は百薬の長」だったのか?(爆)

土曜はホテルで朝食を取ってからチェックアウト。この日は陸奥湊、蕪島を回る予定でしたが次の列車までかなり時間があったので、長根のアウトドアリンクを見物してから駅に向かうことにしました。
その途中で偶然見かけた「みちの駅八戸」という観光案内所兼休憩施設に寄り道。係員のおばさんがとても親切で、奥にある座敷でコーヒーとイカ墨饅頭貰ってかなりの間くつろいでしましました。

その後八戸の名所と味覚を十分堪能して、夕方に八戸を後にして再び「はやて」で帰路につきました。
が、この帰りの車中で、荒熊山始まって以来最悪のアクシデント発生!
岩手県内を走行中、突如大きな横揺れが発生し(原因は不明)その衝撃で網棚に載せてあった「6チームで」断幕が落下、それが私の隣に座っていた外国人女性(夫と子供2人が通路の向かいに座っていた)の飲んでいたペットボトルを直撃!、中のコーラが女性の体や辺り一面に飛び散ったのです。
私も彼女も一瞬パニックに陥ってしまいましたが、隣に座っていた家族全員はなぜか大爆笑。我に返った女性本人もびしょ濡れのまま笑い出し、私1人が「Sorry,Sorry」を繰り返しながらハンカチやティシュで女性の衣服や座席に付いたコーラをひたすら拭いているという有様でした。
なんだかバツが悪いので女性の娘さん(2〜3歳くらい)に自分用のお土産に買ってあったアジア大会グッズをあげることにしましたが、喜んでくれたみたいで笑いながら「バイバイ」と帰り際に手を振ってくれてました。

今回、最高の成績を残した日本代表とは別に、八戸という街にも想像していた以上のパワーも感じました。
新幹線開業を機に、八戸を観光名所として売り込もうという意気込みが至る所に見受けられました。
他の「名所」と言われた観光地が軒並み斜陽化が伝えられる中、ここだけは右肩上がりの元気溢れる街のように映って、なんだかこちらも元気が沸いてきます。
ただアイスホッケーだけはこの街でも「右肩上がり」とはいかないようで、本州の「氷都」と地元では紹介しているものの、少子化と環境の変化(ここ数年の温暖化で天然リンクが作れなくなった)などの影響で、ホッケー人口は減少はここでも深刻なようです。
そういえば、八戸出身の日本リーガーも最近はめっきり少なくなり、西武も一馬1人ですね。

「氷都復興」のためには日本リーガーを再び多数輩出できるような状況を生み出すこと、もっと言ってしまえば日本リーグのチームそのものをこの街に作ることが最良の手段だと思います。
そしてこれは決して夢物語でなく、今の八戸の街にみなぎるパワー、そしてこの度新井田リンクで日本のホッケーの面白さを再認識した地元ファンの後押しがあれば、意外と簡単に実現できるような気がします。

日本リーグの行く末のヒントを何か得たような、今回の八戸遠征でした。

2003/02/18(火) 光の見えるうちに(・_・)
趣味日記-スポーツ
署名絡みでバタバタしてる中、リーグ戦が再開して西武は勝ち星を順調に積み上げることができました。
明日の苫小牧の結果如何によってはマジック対象チームは変わる可能性があるものの、とりあえずあと5ポイントでファイナル進出決定です。
少しでも多く試合を見ていたいから、ホントはシルバーラウンドあたりからでも・・・という気持ちもなきにしもあらずですが、やっぱり去年目前で逃した「頂点」奪還の方が最優先ですね。
あっちの方も活動が実を結んで、クロージングフェスタは「二重の喜び」で迎えたいものです。

先週の新横は、リーグ戦では霧降以外で久々に見る大入りでした。
アジア大会金メダルによるマスコミへの露出拡大の効果があったのでしょうか。
せっかく光が見えつつある日本アイスホッケー界、チーム数削減などで自らそれを閉ざさないよう訴えかけていきたいです。

2003/02/23(日) 久々に(・_・)
趣味日記-スポーツ
今週末も署名活動で新横(コクド-王子戦)へ行ってきました。
先週の大入りはてっきり「バックス効果」だと思ってましたが、今週はそれ以上の観客で賑わってました。
かつて「黄金カード」と言われていた頃の熱気が戻ってきたようでした。

署名してくれた人の中には「実は西武ファンなんです・・・」と言う人も結構いました。
今週は西武がお休みでしたし、根っからのホッケーファンならコクド-王子はやっぱり気になるカードなのでしょう。

今度の水曜、ようやく西武が東伏見に戻ってきます。
選手も頑張ってます。ファンも「ホームの力」を色んな意味で示しましょう。

2003/02/25(火) この表情⇒ (◎o◎)(◎o◎)
趣味日記-スポーツ
今日、西武ファンクラブから1枚の封書が届きました。

中身は時期外れのファンクラブニュース(そんなもの存在してたことさえ忘れるくらい久しぶりだ)と、意味ありげなワープロ打ちの紙切れが1枚・・・。

上の方だけまず開いてみるとタイトルに「号外」と書いてあるのが視界に飛び込み、時期が時期だけに
ついにその日が来たかと、タイトルのアイコンのような表情になってしまいました。

しかし、恐る恐る記載内容を辿ってみるとそこに書かれていたのは先々週の釧路2連戦のレポートとホーム最終戦でのプレゼントの告知のみ。
「廃」の字も「併」の字もどこにも見当たらない、人騒がせな郵便物でした。

2003/03/15(土) 桜の花の咲くころに(・_・)
趣味日記-スポーツ
このタイトルの美里の曲が好きでした。
去年の今頃はもう桜が「狂い咲き」してましたね。
今年は平年並みになりそうとのことで、ファン感の頃にはなんとか花見ができそうでしょうか。

月も半分経過してしまったところで、やっと今月初の放言録となりました。
この1ヶ月、ご存知のとおり署名活動に係りっきりで、楽しみだった観戦中のアルコールも断ってきました。(その分、試合後の酒量が増えたとの噂もありますが・・・^^;)
署名活動中はファンの皆さんの暖かさに触れ、一転提出の段階となると「壁」の想像以上の高さに歯軋りするという日々を過ごしています。

3日後、いよいよ「最終決戦」が始まりますが、「最終」はあくまで「今季の」という意味だけにしたいです。

桜の花の咲くころに、一点の曇りもない笑顔でファン感を迎えたいと願います。

2003/03/16(日) いつまでも あると思うな 「T」ダービー(;^_^)
趣味日記-スポーツ
1年前の放言録

相手は今年コクドに決まりました。
他チームファンにとってはさぞかしウンザリな組合せでしょう。
あらくま的には「アウエイの日も観戦可能になった」「積もりに積もった怨みを晴らすいい機会」という点では歓迎できなくもなくはないですが、やはり「2年連続レギュラー4位」で「通算成績が負け越し」のチームがノコノコと出てきて、年間チャンピオンのタイトルを3たび持っていかれるのは何か釈然としないものがあります。

が、ルールはルールなので、仮に負けてから言って「遠吠え」呼ばわりされるのも悔しいですし、ここはきっちり結果を出してから、堂々と不条理を訴えてやるとしましょう。

2003/03/21(金) 要らない「開戦」と欲しくない「終戦」(-。-)
趣味日記-スポーツ
試合の方は五分の星に戻し見通しも明るくなってきた感がありますが、チーム存続を取り巻く状況は、正直、かなり厳しくなってきたと言わざるを得ません。
18日に試合を観にいかれた方ならお分かりと思いますが、「終焉」を感じさせる空気が東伏見にはかなり漂ってきています。

優勝はもちろん早く決めてほしいですが、その後すぐにやって来るかもしれない「最後通告」のことを考えると、かなり複雑な気持ちになり、試合の行方になかなか集中しきれない自分がいたりします。

まだこの時期に、選手から感謝の言葉を投げかけられるのはあまりにも不自然で納得できません。
まず優勝して、その事に我々ファンから感謝の意を表すのが自然の流れです。
選手はとりあえず、目の前にあることだけ考えてその決意だけ示してほしい。

すべては栄冠を勝ち取ってから考えましょう。

2003/03/23(日) FINAL OF FINAL(・_・)
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昨年同様、ファイナルの結末は最終戦までもつれ込むことになりました。

私自身、王手かけられてのファイナル観戦は初の体験だったので、今日はかなり精神的に堪えました。
勝利の瞬間も喜びを体で表すという余裕などなく、緊張の糸が緩んで腰から崩れそうになりました。

でもあさっては、歓喜の爆発で試合終了の瞬間を迎えたいところです。
3年前とも昨年とも違った精神状態の中、いよいよ本当の最終決戦を迎えます。

2003/03/24(月) 「未来」と書いて「あした」と読む(・_・)
趣味日記-スポーツ
「有終の美」ではなく、「優秀の美」を飾る。

「終焉」ではなく、「祝宴」を迎えます。



明日は勝つ! そして 残す!

2003/03/25(火) 愁了(T-T)
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結末は良かれ悪かれどちらに転んだとしても、何らかの感動を貰えるものと勝手に信じ込んでいましたが、現実はあまりにも寂しいものでした。

あえて非難を覚悟で書けば、ファイナル5試合の中で最悪の試合を、よりによってこの最終戦で見せつけられてしまい、素直に結果を受け入れて選手を称える気持ちには、なかなかなれませんでした。
むしろ、去年の最終戦直後の方が感情の高ぶりがあったような気がします。

明日になれば、気持ちの整理がついて今日のことを素直に受け入れられるようになるかもしれません。
諸々の更新はそれからやりたいと思います。

とりあえず、皆さんお疲れさまでした。

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