昨年10月の一部報道による廃部計画表面化以降、当サイトではこの3月29日まで、
一貫して西武鉄道アイスホッケーチーム存続を訴え続け、実際に地元住民へのアピールを
目的としたビラ配りや存続署名運動などの行動も展開して参りました。
特に署名運動においては、他チームファンや遠方のホッケーファンの皆さんからも
多大なご協力をいただき、様々な人たちに支えられながら活動を展開することができました。
しかし結局、約半年に渡って存続を訴え続けてきた私たちファンの願いは届くことはありませんでした。 ただ署名活動を通じて、ほんの一瞬の間ですが西武ファンの心がひとつになり、 存続を願う大きなパワーが生まれ、ずっと閑古鳥の鳴いていた東伏見も、 レギュラー終盤やプレーオフでは久々に熱気を取り戻していたのが嬉しかったです。 また、他チームファンの人からも数々の暖かい励ましの言葉をいただき、 それらにとても支えられてきたのも事実です。 期待していたような結果は出ませんでしたが、今回の皆さんご協力は決して 無駄にはならなかったと確信しています。本当にありがとうございました。
残念であったのは、このシーズン途中にコクドとの合併計画や「存続の可能性は
日韓リーグの進展次第」など、様々な不確定情報が飛びかったことで西武ファンの中に動揺が走り、
それに影響されて存続活動における手段を巡り、一致団結しきれない部分が存在したことです。
西武の廃部が確定してしまった現在、チームを存続させるためには新しい引き受け先を見つける以外に方法はなくなりました。
「統合」というのは、あくまでも企業側の勝手な理屈でしかありません。
「統合」するからといって、新しい引き受け先を探す作業が免除されると企業側が考えているのだったら、それは大きな間違いです。
以上のとおり、私自身は「西武魂」を受け継いだチームの存続あるいは再生を今も信じていますが、
西武鉄道という名のチームが消滅してしまった事実を受け、このページ内で展開してきた一連の存続活動は3月末を以ってすべて終了させていただきます。どうぞご了承ください。
皆さまのご支援・ご協力に心から感謝申し上げます。 |